福西電機(大阪市)は、本社ビルのZEB化改修を2025年12月に完了し、建築物の省エネ性能を示すBELSで「ZEB Ready」認証を取得しました。改修は躯体(建物構造)に手を入れず設備更新と運転制御の最適化で進め、基準一次エネルギー消費量を59%削減し、BEI値0.41を達成しています。主な施策は高効率の空調・換気設備への更新、LED照明化、EMS(エネルギーマネジメントシステム)導入による使用量の可視化と制御最適化です。照明制御にはパナソニックの無線照明制御システム「LiBecoM(リベコム)」を採用し、自動調光で省エネを図るとともに、一部エリアでは時間帯に応じた明るさと光色の調整で快適性向上も狙いました。既存建築物の省エネ改修は脱炭素の実装手段として重要性が増しており、同社は本件の知見を生かしてZEB化推進を通じ、2050年カーボンニュートラルに向けた取り組みを継続する方針です。
